うざい退職引き止めの対処法10選!引き止める理由&事例!

うざい退職引き止めを解決するには、どんな対処法が必要なのでしょうか?

退職に引き止めは付きものですが、要点を掴めばストレスなく会社を辞められます。実際によくあるうざい退職引き止めの例とともに、引き止めを交わす対処法を本記事で学びましょう。

うざい退職引き止めの対処法

昼の街

退職したいのにうざい退職引き止めに困っているなら、周りを固めてしっかり自分自身の意思表示をしましょう。

引き止めない企業はそうそうありませんが、冷静に対処すれば無事仕事を辞められるはずです。

上司の目上の人に相談する

上司があまりにしつこく引き止めるなら、上司よりも更に上の人にうざい引き止めがある事実を相談してください。大概の上司は、権力を前にすると身動きをとれません。

上の役職に退職の意思を相談するのは、それだけあなたの退職が本気だとアピールする良い機会になります。

上司は自身の面子を保つために引き止めているので、目上の人に引き止めを阻止されたら、それ以上しつこく引き止めない可能性が高いです。

正直に困っていると話す

うざい引き止めが精神的に苦痛になっていると正直に話せば、上司が引き下がる可能性も十分あり得ます。上司がそれだけ必死に引き止めるということは、裏を返せばあなたは会社に必要とされている存在ということです。

真面目に働いてきたことを知っているからこそ、まだ会社に残留してほしいと思っているのでしょう。あなたの実力を買って引き止めている上司なら、苦痛になっているという相談は親身になって聞いてくれるはずです。

バックレはやってはいけない行為ですが、正直に本音を話すのは悪いことではありません。

とにかく辞めたいと主張する

うざい引き止めには辞めたいの一点張りも有効です。いかに自分が会社を辞めたいか上司に訴えかけるチャンスにもなるので、濁りのない意思表示をするのは大切でしょう。中途半端に弱腰で退職を切り出すと、更にうざい引き止めをされます。待遇改善などの無駄な交渉を避けるためにも、毅然とした態度が必要です。

やりたいことがあると話す

仕事を辞めて将来やりたいことがあると前向きな退職理由を添えれば、上司に好印象を与えられます。ネガティブな退職理由を言うより目標や夢といった前向きな退職理由を持ち出したほうが、引き止めを撃退できる可能性が高いでしょう。

真剣に将来のキャリアを考えている人なら、会社を去っても上司が応援してくれます。資格取得も目標としておすすめです。小さなことでも良いからやりたいことをアピールしましょう。

嫌な部分を正直に伝える

会社にパワハラやセクハラがあれば正直にストレスだと伝えましょう。証拠が残っていれば圧倒的に有利なので、証拠と共に精神的な苦痛があることを相談してください。

パワハラなど違法行為であれば有無を言わさず引き止めを阻止できますが、待遇面など改善の余地がある部分を理由にすると再度しつこく引き止められる可能性が高いです。嫌な部分を伝えて再度うざい引き止めをされたら、辞めたいの一点張りで引き止めを無視して構いません。時間がもったいないので交渉の話を聞く必要はないです。

嘘のやむを得ない理由を告げる

会社に不満があるとしても本当の理由を正直に話すのはつらいものです。上司を裏切るような気分で罪悪感を抱くなら、やむを得ない事情の嘘を退職理由として伝えましょう。

嘘を伝えると辻褄が合わなくなって気まずい思いをする可能性もありますが、家族の病気など会社側が介入できなくて尚且つ会社側に解決できない理由であれば上司も納得しやすいです。退職後も同僚と関係を築くなら、転職から月日が経ってから本当の理由を言いましょう。

退職代行に依頼する

辞めると言っている社員を引き止めること自体会社として好ましくないことなので、しつこく引き止められたら退職代行を使用しましょう。過剰な引き止めは違法の可能性も孕んでおり、自力で辞めることが難航するケースもあります。心身に影響をきたすような危険な職場を強制的に辞めるには、退職代行がおすすめ。

退職代行なら面倒な手続きもプロに丸投げできます。相談はメールや電話にて無料で受け付けているので、サービス利用を検討しましょう。

次の仕事が決まっていると話す

転職エージェントを使って先に転職先を決めておけば、引き止めを強制的に阻止できます。次の仕事が決まっているなら現在の会社に残る必要はありません。上司も納得してくれるでしょう。

退職に関する面談で上司から必ず転職先決定の有無を尋ねられるので、タイミングを見計らって決定していることを伝えてください。退職日は調整が必要ですが、比較的スムーズに退職手続きに移行できます。

人事に話を持ちかける

しつこく引き止められていると人事に相談するのも、退職時に使える裏技です。いきなり人事に話を振ると社内で話が大きく広がってしまうので、一度上司に伝えてからにしましょう。引き止められても辞めませんと告げてワンクッション置けば、人事に話が渡っても不自然ではありません。

引き止めがうざいとしても、目指すのは円満退職です。極端な方法にならないように、周囲の様子を伺いながら段階を踏んで報告すべき人に適した内容を伝えてください。

退職の意志を貫く

「何度引き止められても退職の意思は揺らがない」という意志を示すためにも、辞めますの一点張りで構いません。

会社に未練がある場合は残留を決意するのもあなたの自由です。部署異動で解決するなら部署異動も検討しましょう。

一方で、引き止めに対して既にうざいという感情を抱いているのなら、あなたの中で辞める意思が固いということです。退職の意が揺らがないなら、どんなに引き止められても退職を貫いてください。

うざい退職引き止めによくある事例

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うざい引き止めには、独特の特徴があります。上司は手を変え品を変え、様々なやり方で引き止めるでしょう。

うざい引き止めによくみられる特徴を、以下で解説します。

面談でしつこく問い詰める

上司によっては何度も面談を重ねて追い詰める人もいます。直属の上司だけで済むなら良いですが、ほかの上司からも面談を促されるケースもあるのです。

度重なる面談は、何度も同じ話をすることになるので根気が必要。少しでも気持ちが揺らぐなら残留を検討しても良いですが、全く気持ちがぶれないならとにかく辞めますと言い続けてください。

先延ばしにされる

直接的な引き止めではありませんが、部署内で話を止めてあなたの退職を先延ばしにする上司もいます。直属の上司に退職を伝えたはずなのに一切対応してくれないなら、部署内で話が止まっている可能性が高いです。

一定期間放置されたら、もう一度強気で退職の意思を伝えましょう。腰が重い作業ですが、粘り強く伝えれば上司も動いてくれるはずです。

情けをかける

「この会社には君が必要だ」と情に訴えかける引き止めも、うざい引き止めでよくあるパターンです。

情けをかけられるとさすがに良心が痛みますが、退職に気持ちが傾いているなら気にせず断り続けてください。

本当にあなたのスキルを必要としている可能性もありますが、多くは上司が自身の評価を気にしているだけです。表面的な言い回しに騙されず、客観的に現状を把握しましょう。

人手不足を理由にする

人手不足になるからと一方的な理由で引き止める会社も存在します。人手不足は会社の責任でありあなたに関係ありません。退職の意思を曲げる必要はないのです。

もし本当に人員が足りないのであれば、求人を出して採用すれば良いだけの話。会社側の責任をあなたが負う必要はないので無視しましょう。

もう少し続けろと説得する

石の上にも三年など、もう少し仕事を続けることを促す引き止めも多いです。

あなたのことを思っているような言い回しですが、根拠のない言葉で本音は会社を辞めないでほしいだけ。自分の人生は自分で決めるという強い意思を持って、無責任な上司の言葉を振り切る必要があります。

現時点で既に仕事に対するモチベーションが下がっているなら、今以上に回復する可能性は低いです。業務中ならまだしも、退職時まで上司の言葉を過信する必要はありません。

失敗すると罵倒する

今退職してもどうせ失敗すると罵倒する引き止めは、ブラック会社でよくあるケースです。打たれ弱い人だと精神的なダメージを負いますが、結局は会社に残ってほしいための虚勢です。本当に仕事ができる上司は無理やり引き留めたり罵倒したりしません。

尊敬できない上司の下でこれ以上働く必要は皆無。無視して退職の道を突き進み、頭ごなしの引き止めから解放されましょう。

上司はビジネスとして引き止めているだけ

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うざい引き止めには様々な常套句がありますが、どれも全て上司の保身のためです。上司が世間体を気にしてビジネスとして引き止めているだけなので、退職の決意が揺らがないなら辞める気持ちを貫きましょう。

部下の退職は、上司の引き止めにダイレクトに響きます。

自分の評価を気にしてあなたを引き止めているだけであって、あなたを大事に思っているからではないのです。

仮にあなたが抜けて業務に支障がでても、社員の穴埋めをカバーするのが上司の仕事。人材育成を放棄しているような上司の下でこれ以上働くのは、良い気分がしないでしょう。

退職の決意を上司の世間体のために考え直す必要は一切ありません。

度を越した引き止めはハラスメントに該当

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SNSや知恵袋では、しつこい引き止めに嘆いている人が多いです。会社のために一度、二度引き止めるのは許容範囲ですが、部下がストレスを感じる程の引き止めはハラスメントに該当。悪質な引き止めには在職強要という名称があるので、れっきとした違法行為です。

違法性のある職場は、何が何でも辞めるべき。ハラスメントは労基や弁護士に相談しても、許される行為です。昨今はハラスメントに対する風当たりが強いので過度な引き止めを重ねてくる職場も少ないですが、未だに在職強要の体質を保っている会社はあります。違法性を感じたら証拠を残すなど適した処置をして、絶対に会社を辞めましょう。

詮索されたらありえない嘘を使うのも一つの手段

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Yahoo!知恵袋には、しつこい引き止めに困っている人と様々な方法を駆使して無事退職した経験者のやり取りが投稿されていました。

質問者は上司に「仕事を辞めてどうするの?」と引き止められて非常に困っており、回答者はありえない嘘をつけば詮索されないと合理的な回答をしています。

あなたの将来を詮索する時点で不快ですが、小言が多い上司は何を言ってもしつこく首を突っ込んできます。

投稿文にあるように「旅に出ます」など退職理由としてあり得ない嘘をつけば、しつこい上司を論破することもできるでしょう。そこまでして辞めたいんだと思わせれば、あなたの勝ちです。

退職理由がどんなものであれ、結果的に退職できれば問題ないのです。しつこい上司には真面目に取り合うだけ疲れるので、相手を試すゲーム感覚で度肝を抜くような退職理由を繰り出しましょう。

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うざい退職引き止めはやや強引に攻める

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うざい退職引き止めは、真面目に向き合うと疲弊します。

退職引き止めを辞めさせる対処法は様々ありますが、どれも冗談半分で向き合うのが良いでしょう。

中には余計な小言を言ってくる上司もいますが、全て真に受ける必要はありません。会社が引き止めるのはあくまで会社の利益のためであって、モチベーションが下がっているあなたが残留して将来良い結果を残せるとは限らないのです。

上司に伝えたら人事に退職の意思を伝播するのが本来の姿ですが、上司がうっかり者だと部署内で話が止まる可能性もあります。一度退職の意思を伝えてすぐ解決に向かうとは思わないほうが良いでしょう。退職は基本的に一度でスムーズに済む可能性のほうが低いです。根気と粘り強さが必要なので、多少長引くことは覚悟してください。

上司と顔を合わせたくないなら退職代行の利用もおすすめ。プロに任せれば即日退職も可能です。自分に合った対処法を実践して、ストレスなく退職しましょう。

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