仕事で倒れたいときの対処法7選!わざと倒れるデメリットは?

仕事中に倒れたいと思っている方は、案外多いです。ストレスが限界になると自暴自棄になって職場で倒れてやろうと画策しますが、果たして仕事で倒れるのは解決策として有効なのでしょうか?

本記事では仕事で倒れたいと思ったときに使える対処法とともに、職場で倒れた場合のデメリットを解説しています。倒れて全てをおしまいにしたいと投げ出す前に、一度冷静になりましょう。

仕事で倒れたいときの対処法

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倒れたいと思うくらい仕事が嫌なのは、精神的にかなり追い詰められた状況です。ある程度ラフに構えるために、以下の方法で自分を客観視してください。

少し手を抜いて、ゆるく仕事内容に取り組みましょう。

少し適当を意識する

倒れたい程仕事に行きたくない気持ちへの対処法としては、全力で仕事に臨まないという方法がおすすめです。真面目に仕事に取り組むのは良いことですが、毎日毎秒100%の力で働く必要はありません。

成果さえ出れば、適当に仕事をしても良いのです。無理をして完璧を目指さなくても、損失を出して会社に迷惑をかけなければ問題ないとゆるく考えましょう。

トラブルで仕事が遅れたふりをする

業務中にトラブルが発生して仕事が滞っているふりをすると、周囲から「時間がかかっても仕方ない」と大目に見てもらえます。周りから理解を示されれば、仕事へのプレッシャーから少し解放されるでしょう。

トラブルの理由は自分でなく、やりとりしている顧客や業務上プログラムのせいにしてください。電話しているふりをして、顧客と揉めている演技を見せるのも効果的でしょう。

仕事をしているふりをする

自分の仕事が終わっても、まだ働いているふりをするのも賢い演技といえます。パソコンに向かってキーボードを打っていれば、実際に仕事をしていなくても働いているように見えるでしょう。

仕事に行きたくないという心理は、拘束時間が長いという原因も起因しています。仕事が終わってもまだ退勤時間にならないならば、演技で時間を消費すれば良いのです。

YESマンにならない

全ての仕事にYESと言わず、断る勇気を持ちましょう。の任された仕事を全て引き受けていると、労働へのストレスはどんどん蓄積されます。

自分のキャパを超えていると思う仕事は、他人に振っても良いのです。本来仕事は周囲と協力して取り組むもの。あなただけが大きな負担を被る必要はありません。

周囲に自分の様子を尋ねる

友人や同僚に自分の様子を尋ねて自分を客観視すれば、自身のストレスがどれ程溜まっているのか簡単に把握できます。明らかに様子がおかしいと指摘されたら、思い切って休む決心をしてください。有給取得や休職制度など、会社に勤めながら休みを確保する手段はたくさんあります。

私生活を見ている家族なら、より一層具体的なアドバイスをくれるでしょう。転職を勧められたら、上司に早めに相談しましょう。疲労がひどい場合は病院に行くことも検討してください。

とにかく休む

倒れたい程追い詰められているなら、どうにかして休みましょう。

仕事のストレスがかさむと過労になる可能性があります。少しでも体調や精神面に異変を感じたら、帰宅後すぐベッドに入ってとにかく休んでください。過労を疑うレベルまで達しているなら、既に本当に倒れる直前まできているはずです。

限界を感じている方は、会社のことを後回しにして療養に専念しましょう。

ストレスの原因を突き止める

今現在倒れたいと悩みを抱えている人は、自分にのしかかっている負担が仕事のストレスなのかプライベートのストレスなのか冷静に判断しましょう。

Yahoo!知恵袋では「職場で倒れたいという感情は普通ですか?」という質問に「ストレスの原因は仕事ですか?プライベートですか?」とヒントになりそうな回答が寄せられていました。原因が仕事になければ、職場で倒れるのは全く解決になりません。

仕事中に倒れるのは、ストレスが限界値に達していてもそもそもデメリットだらけの危険行動です。ストレスの原因がプライベートにあるのなら、職場で何かしら行動するのではなく私生活で自分にできる対処法を実践してください。

働いている人の中には、帰宅してから家事育児に励む主婦もいるでしょう。家庭と仕事の両立が難しくて仕事中に倒れたいと思うなら、企業勤めではなくリモートワーク勤務に切り替えて家庭での負担を少しでも解消してください。

原因不明で倒れたいという自滅的な感情を抱くなら、精神的な病気を患っている可能性が高いです。精神的にひっ迫する理由が仕自分でも判断できない場合は、体調不良を理由に休みをもらってカウンセリングを受けましょう。

仕事で倒れたいときに使える方法

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基本的に職場で倒れるのは、好ましくありません。どうしても仕事中に倒れたい場合は、計画的に自身の体に負担をかける必要があるのです。

職場でわざと倒れることを望んでいる人生に悩む方に向けて、以下で秘策を解説します。

栄養不足になる

倒れる方法として素早く行動に移せる方法としては、栄養不足になることが挙げられます。食事に好き嫌いが多い人にとって、大変合理的な手段ではないでしょうか。

無理なダイエット経験者なら理解できると思うのですが、食事を減らすだけでなく偏った食材しか口にしなくても栄養不足には陥ります。明らかに栄養がなさそうな食材で調理されたお気に入りの料理があるなら、限界まで毎日食べるのも栄養不足になるために有効です。

睡眠時間を削る

仕事が終わっても体力の限界まで毎日スマホをいじるなど、睡眠不足をわざと削ると職場で簡単に倒れることができます。深夜に眠って早朝に出勤という生活を送れば、睡眠時間は必然的に短くなるでしょう。

睡眠時間が不足する業務中にミスを連発するリスクがあるので、仕事の支障をきたさない程度に留めてください。倒れようとしてわざと睡眠を削って結果がクビだと、とても恥ずかしいです。場合によっては退職を余儀なくされるなど、自分にとって不利な状況に陥る可能性も十分あり得ます。

体を酷使する

退勤後長時間ジムに通って運動をしていると、体が疲れて自然に職場で倒れるでしょう。連日肉体を酷使した状況で仕事に臨むのは、体にとってかなり大きい負担になります。

体を酷使した生活を続ければ、数週間~1ヶ月以内に職場で倒れる可能性が高まるでしょう。

倒れる真似をする

倒れる演技をすると、職場でわざと倒れることができます。いきなり倒れると、演技がバレるので注意してください。

倒れそうな素振りを見せて周囲から心配され続けていると、倒れたふりをしても同僚や上司から自然な対応を望めます。原因不明で倒れたとなれば、会社側は責任を感じて数日間休みを与えてくれるでしょう。

仕事で倒れたときのデメリット

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仕事で倒れると周囲から冷ややかな目で見られる上に、周りにも多大な迷惑がかかります。会社が困るだけでなく、倒れた後あなた自身が恥ずかしい思いをするリスクもあるのです。

職場で倒れる危険行為には、デメリットだらけ。もし仕事中に倒れても何もプラスになりません。以下で仕事で倒れた場合に降りかかりデメリットを解説します。

負担が増える

辛いからと倒れても、一時的な解決にしかならないのです。溜まった仕事は後回しになり、あなた自身の負担が増えます。

上司からは、倒れて復帰した後下記のようなお叱りの言葉を受けるでしょう。

  • 休んでいる間に溜まった仕事をやれ
  • 土日返上で働け

かえって後々大変な思いをすることになるため、どんなに辛くても倒れないほうが安心です。

評価が下がる

職場で倒れれば周囲に迷惑をかける人とみなされ、あなたの評価が下がります。

会社は個人プレーではありません。どんなに辛い仕事を抱えていても、周りを巻き込んで迷惑をかける人は社会人として歓迎されないのです。

社内での評価が下がれば自信を失いますし、キャリアアップにも悪影響があるでしょう。現時点で将来が不安な方は、決して倒れるというリスクの高い行動は控えてください。

迷惑者扱いされる

仕事中に倒れれば、間違いなく迷惑者扱いされます。同僚に冷ややかな目で見られるのは当然のこと、上司からの信頼も一気に失うでしょう。

業界によっては、根性論で早期復帰を促されてより一層働くストレスが強まります。辛さを解消するために倒れて結果的に人間関係の悪化で出勤が億劫になったら、意味がありません。

倒れたときに優しく面倒を見てくれる社員はいると思いますが、迷惑を被ったことは間違いないので後日あなたに対して優しい対応はしないでしょう。

社会的罰則を受ける

職場で倒れると、不当な罰則を受ける可能性があります。クビや損害賠償請求は本来法的に不当と思われる対処ですが、倒れたい程参っている人は会社の要求を呑んでしまうリスクが高いでしょう。

弱っているあなたに漬け込んで「訴えるぞ」と脅迫するパワハラ体質の会社も存在します。家族にも迷惑がかかるのではと会社の言うことに逆らえず、不本意ながら社会的な罰則を受けてしまうのです。

倒れたいと思うくらい仕事が嫌な理由

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倒れたいという退廃的な気持ちには、必ず理由があります。自分を追い詰める理由が分かればどうすべきか明確になるでしょう。

倒れたいと思うくらい仕事が嫌な理由を、以下でチェックしてください。

会社に行きにくい

出勤しにくいという根本的な苦痛が、仕事が嫌という気持ちに繋がっている可能性は高いです。

ストレスが限界に達すると、退勤後も時間を浪費して仕事に行くことから逃げる傾向にあります。最悪の場合朝出勤しようとしても、会社と真逆の道に向かって歩くなど奇行すらも見られるのです。

会社に行かないことは解決策にはなりません、嫌だと思ったら、自分の状況を冷静に判断して上司に休みを申請しましょう。

叱られるのが怖い

上司に怒られるかもというプレッシャーが、仕事に対する嫌悪感に繋がっている人も多いでしょう。

仕事をミスして怒られるのは当然ですが、理不尽に社員をネチネチ叱る上司もいます。単純な失敗を執拗に責めるなど、嫌味たらしい上司は一定数いるのです。

上司からの叱責は、大きな精神的負担になります。仕事がなんとなく嫌だなと思う理由は、ハラスメント気質の上司がいる職場環境にある可能性が高いです。失敗して怒られたら反省が必要ですが、明らかにパワハラだと思ったら職場を離れることを検討してください。

仕事のことばかり考えている

あまりにも仕事が忙しいと、休日も仕事のことばかり考えてしまう人もいます。会社にいるときは休憩中でもトイレの中でも24時間仕事への不安が頭を過る。仕事から意識を反らせない人は、会社に向かうのが嫌で倒れたいという極端な思考になりがちです。

休日に趣味を楽しむなど、何かしら仕事から意識的にも物理的にも離れる時間を作りましょう。真剣に働くのは良いことですが、四六時中仕事に囚われる必要はないのです。

倒れたいと思っても実際に倒れるのは厳禁

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嫌々仕事をしていると、どうしても仕事中に倒れたいという気持ちになることはあるでしょう。倒れれば自分の限界を会社に訴えられて合理的と思うかもしれませんが、実際は迷惑をかけるだけで何も良いことがありません。周りにも自分にもマイナス要素だらけです。

確かに会社で倒れるための方法は、いくつもあります。わざと倒れることは可能ですが、根本的な解決にはならないでしょう。倒れたいくらいストレスを抱えているなら今の会社に留まる必要はありません。退職代行で潔く辞めるべきです。

現在自分が何故仕事に対して倒れたい程負の感情を抱いているのか、時間をかけて分析しましょう。原因によっては倒れるよりも簡単な対処法が見つかるはずです。感情的に行動する前に、自分の気持ちに向き合ってください。

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