上司の小言ストレスを劇的に軽減する16の考え方!

上司のネチネチした小言には、ストレスが溜まるものです。もういっそ会社を辞めてしまおうかと悩んでいる方もいると思いますが、退職する前に対処法を実践しましょう。

本記事では上司の小言によるストレスを軽減する方法を、具体的に解説しています。上司をうざいなと思う方は、ぜひ本記事の内容を脳裏に焼き付けましょう。

上司の小言に対するストレスを軽減する考え方

昼の街

グチグチと小言を言う小姑みたいな上司には、自分の考え方を変えて適度なスルースキルを身に付けましょう。上司に小言を言われるのは社員としての通過儀礼ですが、うざい上司を気にも留めなければ心理戦で勝ったも同然です。

どうすれば上司の小言によるストレスを軽減できるか、対処法を学びましょう。

深刻に受け止めない

上司の言葉から何かを学ぼうとせず「何か言っているな」程度に軽く受け流すのは、ストレスを溜めないかわし方です。

上司に限らず、小言が多い人のほとんどがただ言いたいから言っているだけ。あなたに届けたいメッセージなどないケースがほとんどです。

自分のストレスを他人に小言を言うことで解消したい、ある意味病気的な依存体質といえるでしょう。部下があなたでなくて誰であっても、こういう上司は部下と健全な関係を築けません。

小言を言われても毎回真に受ける必要はないのです。

自分の気持ちを大事にする

上司に嫌味を言われる人は真面目な人が多いです。真面目で優しい人は上司に対する気持ちを封じ込めがちですが、自分の気持ちを受け止めるのも大事。

上司の小言にむかついたら、むかついたと正直に思って良いのです。

人間関係は自分軸で築いたほうが、ストレスなく構築できます。上司に好かれようと思う必要はありません、職場で関わる以上蔑ろにはできませんが、あくまでもビジネスライクな付き合いを心掛けて顔色を伺う行為は止めましょう。

小言をジャンル分けする

小言の内容によって考え方や受け取り方を変えれば、ストレスはそこまで感じないはずです。小言はあくまでデータと思って、言葉のジャンルごとに仕分けしましょう。

上司が「自分の若い頃はこうだった。お前には努力が足りない」と言っても、感情に流されず「上司が若い頃はそうだったんだ」とデータとして受け取るのです。強い口調で言われても傷つく必要はありません。20年前あるいは30年前と比較して現在の自分には何か足りていない部分があるんだと、情報として処理するだけで良いのです。

有能な上司と無能な上司でも、小言の種類は違います。有能な上司は一見小言のように感じますが業務に関する指示を、分かりやすくフォローしてくれます。グチグチ言われても仕事に役立ちそうなことを言っているなと思ったら、使えそうな部分のみスキルアップのヒントとして次回の業務から参考にしましょう。

自分の目標を設計する

仕事をするうえで自分なりの目標を設定すると、上司の小言が気にならなくなる可能性が高いです。大きなものでなくても何かしら自分だけの世界があれば、上司の小言よりも目標達成のために必要なことに意識が向きます。

勉強など具体的な行動が必要な目標だと、上司の小言に囚われている時間がいかに無駄か気付くでしょう。

上司の言葉に傷つくのは暇だから。自分の進むべき道のために時間を有効活用することが一番大事なのです。

改善が目的だと考える

上司が小言を言う目的は、問題改善のためだと受け止めてください。自分に非があるとしても目的は罪悪感を感じることではありません。あくまで状況改善が最大の目的なのです。

罪悪感を覚えても、ストレスにしかなりません。問題がなければわざわざ上司も小言を言わないでしょう。もし理不尽な嫌味をしつこく言われるのであれば、パワハラの可能性が高いです。

質問攻めする

上司の小言は上司の器の小ささに関係しています。何か言われても「どうしてそれが必要なんですか?」と具体性を求める質問を繰り返しましょう。

大抵の小言には中身がないため、質問攻めにされた上司は何も言えなくなります。

感謝を伝える

上司を黙らせる方法として、小言を「ありがとう」の言葉でかわす手段が挙げられます。「ご指摘ありがとうございます。勉強のために教えていただきたいのですが、なぜ〇〇が必要なのでしょうか?」と、上司の言葉を自分のスキルアップのために利用してください。

小言が多い上司でも、年の功であなたより経験豊富なのは間違いないでしょう。意地悪な言い方をされても、相手の言葉を自分の成長の繋げるのが上手なかわし方です。

対話を終わらせたいと思わせる

上司から小言を言われる機会を減らすには、面倒くさい人を演じて相手に対話を終わらせたいと思わせましょう。「これから改善するために、具体的にどうすれば良いでしょうか?」と、相手を立てながらもさり気なく追い込むのです。

上司の小言は目的が大体後輩を黙らせるため、ネチネチした指摘に対して部下が正々堂々向かってくると、上司は非常に反応に困ります。組織の体制や仕組みに関する質問で返すなど、仕事に踏み込んだ話題を振るのも効果的です。

休む

小言による心のストレスは予想以上のものなので、無理だなと思ったらすぐ休みましょう。1日~2日休むことは長期的に働く中で何も問題ありません。上司が小言を言ってきたときは、車内で物理的な行動を起こしましょう。パワハラによる小言であれば、あなたの行動が職場環境の改善に役立つはずです。

限界がきたら会社に電話して欠勤しても良いです。有給を数日間取得するのもおすすめ。

上司の小言自体は消えませんが、数日間休めばあなたの精神的な負担は軽減するでしょう。

悩んでいることを伝える

一人で抱え込まず、悩みを相談できる場所を見つけましょう。社内にも社外にも相談はたくさんあります。

  • 人事
  • 労基
  • 労働組合
  • 友人
  • 家族

上記のような機関や人に相談すると、心に蓄積された鬱憤が軽減するだけでなく客観的なアドバイスをもらえる可能性も高いです。周りに相談先を見つけることで、考え方が柔軟になるでしょう。

ほかの被害者と団結する

上司の小言に悩んでいるのはあなただけではないので、会社の中で上司の言葉にストレスを感じている人と団結するのもおすすめです。

社内で被害者が団結すれば、必然的に上司の立場は弱まります。上司に直接クレームを入れなくても、被害者同士団結して人事に相談すれば何かしら対処法が見つかるでしょう。

受け流す=我慢するではないと意識する

上司の小言を受け流すには、必要な部分のみアドバイスとして取り入れて不要な部分を受け流す努力をしましょう。

受け流す=我慢するではありません。苛立ちを感じても感情的にならずに「一方的に批判されているけれど大事なのは相手が言っている内容を理解すること」と自分に言い聞かせてください。相手が言いたいことを自分なりに嚙み砕いて、不要な部分と必要な部分を脳内で処理するのです。

自分がどんなことを言われてイラッとくるのか、自己分析しておくと上手く受け流せます。ただ我慢するだけではなく、自分なりの情報処理をすることこそが受け流すという行為といえるでしょう。

タフな心を身に付ける

上司の小言に対する対処法も大事ですが、上司よりもタフな精神力を身に付ければそこまでストレスを感じずに済むでしょう。強靭な精神を身に付けるのは、生きるうえで人間としてスキルアップするために必要は手法といえます。

労働は、長い人生において大半の時間を費やすものです。完全無欠の鋼のようなメンタルを身に付けるの難しいですが、多少の逞しさは社会人として必須のスキル。精神面がブレなければ、時間を有意義に使えます。

ただ頭ごなしに我慢する必要はありませんが「今は自分の成長のために怒られることが必要なんだ」と前向きに捉える心の余裕も重要です。

状況によって嘘を使い分ける

Yahoo!知恵袋質問者に対する回答には、状況に演じて演技をして強制的に上司の小言を回避しましょうという内容がありました。

あくまで演技なので、事実でなくても構いません。体調不良や親族の集まりといった使いまわせる言い回しを考えておくと、便利です。電話が来た素振りを見せると、その場で小言を回避できます。女性は子供の迎えがあるので、など定期的に使える言い回しが良いでしょう。

注意点は、同じ理由の演技を何度も使わないこと。言葉を発しないで定時になった瞬間慌てて帰宅するといった、ルーティーン化しやすい演技もおすすめです。

定時退社後に上司の小言を聞いても、お金は発生しません。うざい小言を聞くために会社に残るのは、実質的にサービス残業しているのと変わらないのです。自分の有限な時間を無駄にしないためにも、今あなたの言葉を聞く時間はありませんとアピールする演技を上司に見せてください。

メールソフト起動時間を減らす

業務で何かミスをしたら、上司に指摘される前にメールで自身のミスを全て上司に説明しましょう。「今回は△△をミスしてしまいました。次回から〇〇するよう留意します」と改善策を文字で記載すれば、上司も「次回から気を付けるように」としか言えません。

ミスの報告が一通り済んだら、メールソフトはシャットダウンしましょう。LINEを登録している場合は、報告が済んだら非通知に設定するのもおすすめです。

自ら自分自身にダメ出しをして無駄なコミュニケーションを減らせば、小言に対応する時間を物理的に減らせます。

スケジュールを埋める

小言は会議の後が多いなど傾向が明らかな場合、小言を言われがちなタイミングの前後にスケジュー津を詰めてください。

自分にだけ細かい上司は、あなたが暇な時間を見つけてネチネチ指摘します。「次の会議があるので」など嘘でも良いから予定を上司に伝えましょう。話を進めざるを得ない状況を作れば、上司の小言は避けられます。

2023年以降はコロナも休息に向かい、停止していた対面業務を再開した企業も多いです。打ち合わせはコロナ禍で使えなかった言い訳ですが、今はほかの人との予定が入っていることを上司に伝えても不自然ではありません。

長くなりそうな会議なら30分~数時間空白の時間を作るのもおすすめ。時間が経つと上司も言いたかったことを忘れて「細かいことは忘れたけど、気を付けるんだぞ」と一言で済ませてくれる可能性が高いでしょう。

細かい指摘は感情任せで言っている上司が多いので、スケジュールを詰めて無理やりにでも時間を空けることが効果的です。

上司の小言をストレスに感じる理由

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上司の言うことにストレスを感じるのは、些細なことが原因になっているケースが多いです。転職や将来のことに口を出すなど年上として器が小さい上司は、意外と多いもの。

何故ここまで上司の小言にストレスを感じるのか、理由を洗いざらい確認しましょう。

横柄な態度

あなたより年上であることを理由に、横柄な態度で居座る上司。雑務は部下に押し付けて、理不尽な要求を容赦なく突きつけます。

言われたとおりに仕事をこないても感謝の言葉一つなく、自分や敬われて当然ともいわんばかりの態度で小言を放つので部下にとってはストレス以外の何物でもありません。横柄な上司のほとんどが仕事ができないので、リスペクトの念も抱けないでしょう。

自分の考えを振りかざす

昭和世代の根性論を振りかざす上司は、意外と未だに多いです。部下には部下のやり方があることを理解しておらず自分の価値観を押し付けるため、意に反した行動にはネチネチ小言を言います。

自分の正義を振りかざすタイプの上司は新しいことを受け入れられないので、嫌味たらしい小言を言いがちです。

一言多い

言わないくて良いことを言ってしまう上司にも、ストレスを感じがち。決して悪い人ではないのですが、一言多い上司は部下に嫌われます。

最初は一言多いことに気付かず違和感を感じる程度で済みますが、毎回一言多いとコミュニケーションをとるのも億劫になるでしょう。恐らく一言多い上司にストレスを感じているのは、あなただけではないはずです。

器が小さい

上司ならば部下のフォローも大事な仕事。飲み会に誘われたので半分お金を出したら1円単位で割り勘を請求するような器の小さい上司も、関わっているとストレスが溜まります。結局は自分のことしとしか考えておらず、部下のフォローなど後回しなのです。

小言に対してやんわり断ろうものなら「それが上司に対する態度なのか」と更に理不尽な小言を漏らすでしょう。

部下の成長を喜ばない

部下が成長したときにグチグチしている上司は、会社に行くのが億劫になる大きな要因です。部下の成長を喜べないタイプの上司は、あなたのキャリアアップを目の当たりにすると「大したことないけどな」など年上とは思えない程幼稚な発言をするでしょう。

本当に仕事のできる上司は、部下の成長をサポートしてくれますし結果が出たら一緒に喜んでくれるはずです。「子供っぽい性格なんだろう」と内心上司を見下しても問題ありません。

上司の小言は真剣に聞く必要ない

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上司の小言は、アドバイスとして真剣に聞かなくても良いのです。あくまで「何か言っているな」と受け流すのがベスト。必要な情報があればピックアップして、自分の中に都合良くインプットしましょう。

職場環境に問題がなくても、上司が明らかにうざい場合もあります。上司を変えるのではなく自分を変えるというスタンスで小言に向き合えば、きっと今よりストレスフリーになるはずです。

上司の小言は、大半が中身のないもの。いたずらにあなたを追い詰めたいだけなので、改善策を求めるかたちで面倒くさい返しをするのもおすすめです。上司を黙らせるには、感情的にならずに理論的で冷静な思考が大事。

本記事で紹介した内容を参考に、ぜひ職場で上司の小言に対処してください。

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