仕事辞めたいけど次がない?それは勘違いだと分かる8つの理由!

仕事辞めたいけど次がないと心配になり、結局辞めない判断をして続けている人は多いでしょう。

しかし、仕事を辞めたい気持ちは消えていないのですから、なにも解決していません。

そのままではストレスが影響して精神が不安定になったり、心身の不調に悩まされてしまう可能性もあります。

仕事辞めたいけど次がないと思っている人が、一歩を踏み出すには何が重要なのでしょうか。

また、後悔なく仕事を辞めるための対処法などを解説します。

仕事辞めたいけど次がないは勘違い

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全労連の資料によると、日本はほかの先進国と比べて著しく経済成長が低迷しています。

こうした状況では仕事があるだけマシと思ってしまい、仕事を辞めたいと思いながらも、辞めたところで次がないと踏み止まって頑張っている人は多いでしょう。

しかし、果たしてそれは「正しい」のでしょうか。

今の日本は、仕事を辞めても本当に次はないのでしょうか。

実は求人は山ほどある

2023年10月2日に日本銀行が発表した企業短期経済観測調査では、非製造業の人手不足感が1992年2月以来の水準となりました。

また、中小企業庁の資料でも、中小企業の多くが人手不足に直面していることが分かります。

つまり多くの企業で働き手が足りていないのが現状。

実際に求人サイトや転職サイトには数多くの募集が掲載されており、世間に漂っている仕事がなさそうというイメージとは真逆の状況となっています。

積極的になれば次の仕事はすぐ見つかる

現状は人手不足の企業が多く、市場は売り手(求職者)に有利となっています。

総務省の調査では完全失業率が3%となった2020年8月以降、回復に転じており、2023年の6月は2.5%。8月も3%以内に収まっています。

そのため、仕事の数が少なく、1件の仕事を多くの失業者で奪い合っている状況ではありません。現在無職でも仕事を探せば見つけやすく、採用されやすい状態にあるといえます。

以前は選択肢になかった転職先がある

10年前、youtuberが今のように職業として成り立ち、子どもたちが憧れる仕事となると予測できた人はいたでしょうか。今後はAIの進化によってなくなる仕事がある反面、新しく生まれる仕事も出てくるでしょう。

今の仕事や業界が自分とは合わないと感じているのであれば、全く新しいジャンルも再就職先の視野に含めてみてください。

副業で独立する選択肢もある

副業を可としている会社であれば、積極的に副業を行いましょう。

副業があれば貯金ができるので、「お金がない」といった経済的な不安を回避できますし、副業で始めた仕事が結果として本業になるケースもあります。

今は副業を本業にして独立する人も多数おり、さらにそのノウハウをネットから無料で収集できる時代。

転職ではなく起業を選択肢に入れてもいいでしょう。

求人先を探す方法は豊富にある

求人を探す方法は、何も求人サイトやハローワークだけではありません。

  • 転職サイトや転職エージェントに登録する
  • 職業訓練校に通う
  • 起業する
    など

仕事の探し方や職に就く方法はたくさんあり、どれかひとつではなく、複数を利用すればより多くの候補から自分に合う仕事や方法を見つけられます。

転職エージェントを利用すれば総合的に転職サポートしてもらえる

リクルートエージェントなどの転職サイトのコマーシャルが頻繁にテレビから流れるのは、それだけ需要があるからです。

転職サイトは無料で登録できるものが多く、一般には公開されていない非公開求人も閲覧可能。担当者やキャリアアドバイザーから電話またはメールで連絡がきて、転職の準備やスケジュールなどについて適切なアドバイスや支援がもらえます。

特に初めての転職では、基本的な以下のようなことも分らない人が多いでしょう。

  • 健康保険の家族も含めた引き継ぎの方法
  • 転職先で働き始めるまで健康保険期間が空く場合の未加入の対応
  • 離職票の使い方
    など

担当者に説明してもらえれば理解が深まって、安心して転職活動ができるので、転職したい人は活用しましょう。

どこの転職サイトに登録するか迷う場合は、ランキングを参考してみるのもおすすめです。

仕事を辞めてリフレッシュすれば転職に前向きになれる

1日24時間のうち、8時間を睡眠に充てた場合、活動しているのは16時間。厚生労働省では原則1日8時間を超える労働は不可としているため、本来ならば残りの8時間は自由時間となります。

しかし、実際は朝早く出社したり残業をして、9時間、10時間と働いている人は少なくありません。

また、会社から離れたとしても、仕事のことで頭がいっぱいになり、充実したプライベートを過ごしていない人は多いでしょう。そのような状態で、自分自身のこれからのことをなかなか前向きには考えられません。

仕事をすっぱりと辞めて活動時間中にリフレッシュできれば、心や体に活力がみなぎって、新しい仕事を探す意欲が生まれてくるのではないでしょうか。

仕事辞めたいけど次がないと嘆く前にやるべきこと

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「今の仕事が嫌だから、とりあえず違う会社に転職したい」

このような考えで仕事を辞めて次を探しても、再就職先でもまた同じ悩みを抱える可能性があります。

市場が売り手に有利とはいえ、今の会社よりも条件や環境が悪い会社に転職しては意味がありません。

仕事を辞める決断をしたら、この先どう動くべきか状況を整理することが大事です。まずは以下の5つのポイントを確認してみましょう。

退職したい理由を明確にする

一般的に、仕事を辞めたいと思う理由には、次のようなものがあります。

  • 給料が安い、手当が少ない
  • 残業や休日出勤が多く、疲れが取れない
  • 同僚などの人間関係に問題がある
  • 上司からモラハラを受けた
  • キャリアアップしたい
  • 仕事内容に不満がある
  • 正社員になりたい
  • ほかにやりたい仕事がある
  • 成果に対する評価が低い

理由はひとつとは限らず複数の場合もありますが、会社を勢いで辞めてしまう人のなかには、ただ漠然と「辞めたい」とだけ思っていて、具体的な理由が挙げられないケースもあります。

それでは、結局自分がなにが嫌で現職を離職するのか分からず、次の就職先でも似たような会社を選んでしまうかもしれません。

仕事を辞めたい理由を明確にすれば、次はその理由に当てはまる会社を選ばないだけでリスク回避ができます。

次の会社に求める条件や環境を絞り込む

退職したい理由が「給与が安い」の場合、次は「給料が高い」会社であればこれまでの不満を解消できます。「休みがない」のが辞めたい理由なら、「有給取得率100%」の会社を選ぶのが良いでしょう。

条件が2つや3つあるなら、優先順位を決めてください。

「給料が安い」と「人間関係に問題がある」が仕事を辞めたい理由なら、「給料は希望どおりとはいかなくても、人間関係が良い職場がいい」と自分の希望する条件を明確にします。

経験した業務をリストアップする

これまでの仕事で培ったスキルや経験などを、具体的に書き出してみましょう。

自分が行った業務はできるだけ詳細に書き出すのがコツです。

選考で見られるのは、成果や実績だけではありません。

働きたい業界・職種を比較検討する

同じ業種であっても、どの会社も同じ業務内容とは限りません。全て知ったように思っていた業界でも、詳しく調べてみたらまだまだ未知の部分がある可能性もあるでしょう。

もしかしたら調べるまでは知らなかったその会社に、自分が本当にやりたい仕事があるかもしれません。

長く勤めている業界や職種ほど固定概念で見てしまいがちですが、改めて深掘りしてみることで、「この仕事をやってみたい」と意欲が掻き立てられたり、「新しい道へ挑戦してみたい」と思うかもしれません。

自分のアピールポイントを分析する

これといった資格や実績がなく、自分には特にアピールポイントがないと思っている人は、再就職は難しいかもしれません。なぜなら、そのような人を次の会社がほしいとは思わないからです。

社会人として働いてきた以上、必ずなにかしら自分ならではの強みがあるもの。自己分析を徹底して行ってみましょう。

例えば「入力作業でミスを減らすためにチェックシートを作成した」「レスポンスの早さを重視し、一日にメールを50件処理していた」などは一見地味なように思えますが、真面目で熱心な人柄が伝わるアピールポイントです。

履歴書には書けない部分を掘り起こし、しっかりと面接対策しておきましょう。

退職は次の仕事が見つかってからが無難

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今の会社に見切りをつけ、新しい夢や目標が見えていれば、「次の仕事決まってないけど辞める」と思う人もいるでしょう。

将来に向けて次のステップに進むために退路を断つのは潔く思えますが、現実はシビアです。

先に仕事を辞めてしまうと再就職先を妥協することにつながる

「それならばスパッと辞めて身軽になってから再就職先を探しても良いのでは?」と思うかもしれません。

確かに新しい仕事が決まったらすぐに働けるなどのメリットがありますが、一方で再就職が上手くいかなければ生活に困窮し、焦りから転職先を妥協してしまうなどのデメリットがあることを忘れてはいけません。

精神的な負担が大きい

仕事辞めたいけど次がないという不安は、実は次に就ける仕事がないからではなく、収入が途絶えるという不安が根本原因。

精神的な不安が非常に大きくなるので、次の仕事決まっていない状態で、今の仕事を辞めるのはおすすめできません。

これまで一生懸命働いてきたのですから、収入源として今の仕事を確保した上で転職活動に勤しみ、しっかりと次を見つけてから辞めることをおすすめします。

仕事辞めたいけど次がないは単なる焦りから来る不安

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日本の企業の99.7%を占める中小企業の多くは、深刻な人手不足に悩んでいます。

そのため、現状は仕事がないわけではありません。次がないというのは、仕事を失った場合に収入が断たれてしまうことに対する不安の現れです。

この事実を把握できれば、事前に計画を立てた上で、強い意思を持って転職に挑めるでしょう。

また、現代は高齢者も元気に働く時代になりましたが、それでも年齢によって再就職の事情は異なります。早く解放されたいからと、次を見つけずに即日で仕事を辞めてしまった場合、20代や30代よりも40代のほうが難しくなりますし、50代や60代では正社員の求人自体が少なく、パートしか応募がない可能性も。

会社員として在職した期間によって、失業保険の給付額や年金の受給額は変わってくるので、転職するにしてもできるだけ空白期間を空けないようにするなど、十分な対策が必要です。

自分が仕事を辞めたいと思っているのか分からない人は、診断テストを受けてみるのが良いでしょう。インターネット上に無料で診断できるサイトがあるので、試してみてください。

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