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未来こどもがっこう がっこうレポート

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シリーズカリキュラム

01/24
TUE

「自分たちだけのオリジナル
小説をつくろう!」第1回

2016年度の未来こどもがっこうと柏市の小学校との連携カリキュラムは、
小説家神永学さんと角川つばさ文庫さんによる、「自分たちだけのオリジナル小説をつくる」カリキュラムです。手賀東小学校へ訪問し4年~6年生の21人が参加しました。


まずはじめに、小説家として活躍する神永学さんからみんなにご挨拶です。



1、2時間目は事前の宿題の発表です。座席はみんなで誕生日を言いながら、1月生まれの子から順番に並びます。



宿題の内容は課題図書を読み、「いちばん気に入った文章を1つ選んで、その気に入った理由を書くこと」と「その気に入った文章を読んで、イメージしたシーン、人や物などどんなことでもよいので、それを、絵や文章などで、自由に表現してもらうこと」です。



神永さんとお友達が見守るなか、ひとりずつ黒板の前で発表です。



トップバッターの発表です。どの部分が気に行ったのかとその理由について、発表します。自分のお父さんだったらいやだし困ると思って心に残りました。もし自分がこういう目にあったら何もできずに怖くなっちゃう。



「もし、自分が体験したら、という想像を頭の中で描いたんですね。想像力が広がってよいと思いました。」と神永さんにコメントをいただきます。



次の子の発表です。文章は、「ツトムはうろたえて声が震えた」です。理由は、私もかわいいと思ったネコが捨てられてツトムのようになった経験があるからです。ツトムが泣いている絵を書きました」



「自分が感じたことや経験は気になるんですよね。その人がもっている思い出とリンクするので全員気になるところは違いますよね。」と神永さんの感想です。



4年生、5年生・6年生の21名が「自分の気に入った文章とその理由」と「その気に入った文章を読んで、イメージしたシーン、人や物などどんなことでもよいので、それを、絵や文章などで、自由に表現する」を発表しました。



みんなの発表を通じて小説は読んだ人がそれぞれに感じるままでいいこと、正解がひとつではないこと、小説で使用する「…」の意味、イメージにも正解はなく、自分の思ったイメージが正解だということ、想像力が大切だということを学びました。



続いての3、4時間目は3枚の写真を使ったグループワークです。それぞれの絵を40文字以内でまとめて描写します。絵の情報をそのまま書くのではなく文章からイメージがふくらむような文章をがんばって書いてみましょう!



1枚目はお濠、桜、ボートやビルの写真です。2枚目はエンマ大王の銅像の写真です。3枚目は野球のプレー中のシーンです。



絵をながめながら、イメージをふくらませます。



頭をつかって、文章を真剣に考えます。



各グループの代表が発表していきます。



このグループは、「桜がさきほこる。そして、川にボートをだし川はキラキラ、桜はヒラヒラと、空は、青空」です。



神永さんが発表された文章の感想を言ってくれます。「すばらしいですね。40文字で絵の中にあるすべての情報を書けないようにしましたが、見事にまとめられています。完成度の高さにびっくりしています」



春の香りに着目して文章を作ったグループもいました。



2枚目のエンマ大王の銅像を表現したグループの中には、銅像の気持ちになって、「みなの幸福を願っているのに、だれからも感謝されない。それでも、みなの幸せをいのる」という文章が発表されました。新しい着眼点に神永さんも驚いていました。



3枚目の野球のプレー中の写真には、細かい感情を表現する文章がたくさん発表されました。



3、4時間目が終わりお待ちかねの給食の時間です。スタッフも一緒に食べます。



5時間目は最終的に小説を作るための、起承転結についての大事な4つのポイントです。わかりやすく説明するために、給食のあとの昼休みで例えてみます。



1つ目のポイントは、昼休みに何をしてどこで、だれといた?ということを書きます。「図書館に○○ちゃんといて、カーテンをあけて、窓をあけて、校庭をながめていた」という文章になります。



2つ目のポイントは、具体的な状況を書きます。「校庭でサッカーをしているみんなを2階の図書室からみていた」となります。



3つ目のポイントは、そのできごとを通して感じたことを書きます。「楽しそうだなと思った。広い校庭で遊ぶみんなの姿がキラキラ輝いていた」となります。



最後の4つ目は、明日から、どうしたいか?を書きます。次はこうしようなどの目標みたいなものです。「昼間に外で過ごすことは気持ちがよいので、私も明日は校庭で遊ぼうと思った」となります。



神永さんの説明の後、原稿用紙が一人一人にわたされました。みんなが小説を書く枚数は3枚から20枚で自分で選びます。みんなは何枚の小説を書けるかな。



各グループのテーマが発表されました。赤チームは、卵焼きか温泉、黄チームは空の雲か車。緑チームはひまわりか宇宙で、青チームは手袋か虹をテーマに少しだけふれている内容をかくことに決定しました。


次回までの宿題となった小説を書く、ことが今から楽しみです!


みんなのオリジナル小説のデビュー作、期待しています!


 

 

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